ちょっと小話 支援の目線

見落とさないで!虐待防止のために欠かせないポイント

絶対に 無視しないで!!

職員の人権と幸福

私も仕事柄、虐待防止に関する資料を拝見しています。

虐待防止のために意識しなければならないことが、いろいろと書かれています。

とても、勉強になります。

でも、どうにも、引っかかるものがある。

「そういえば、職員の人権と幸福に触れている資料って、見ないなぁ」

幸福度の高い職員と 低い職員

どちらが、虐待をする可能性が高いでしょうか。

それは、間違いなく後者です。

不幸のドン底にいるときに、他人の幸せを実現させるのは、かなり難しいのではないでしょうか。

極端な表現ですが「職員が不幸であれば、虐待リスクが高まってしまう」のです。

これは、虐待防止を考える上で、見落としてはならない点です。

知識も大事 職員はもっと大事

虐待防止のために、勉強をすることはとても大切なことです。

知識を仕入れることで、防ぐことができる虐待があるのです。

しかし、虐待防止を学ぶだけでは、虐待を防ぎきることは難しいでしょう。

職員が幸せであること

これが最重要だと、私は考えています。

言ってしまえば、虐待をするのも、虐待を防ぐのも、職員なのです。

だからこそ、利用者の安心のためにも、職員の幸福・人権を優先する必要があるのではないでしょうか。

利用者も 職員も笑顔

そんな事業所が作れると、最高ですね。

しかし、一朝一夕で簡単に作れるものではありません。

ですから、日々の積み重ねが大切です。

・業務上の悩みが相談しやすい
・情報や問題を共有するしくみが整っている
・残業が必要ない業務量

職員の人権と幸福を守ることができれば、必ず利用者にも良い影響が出ます。

利用者も職員も笑顔

そのために、もし、私の知識が役立つのであれば、とても嬉しいです。

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