障がい者が個性と能力を発揮し、文化芸術活動での社会参加促進を目的とした法律が、平成30年6月に策定されています。
そして、令和5年3月に「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画(第2期)」が策定されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/bunka/houritsukeikaku.html
厚生労働省ホームページ 「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律及び基本的な計画」
障がい者が、今よりもっと社会に出ていけるような環境の構築などが掲げられています。
また、大阪・関西万博も視野に入れた計画が立てられています。
これは、共生社会の実現に向けて、芸術面からのアプローチを図ったものです。
私個人の感想としては
共生社会の実現に向けて、さらに一歩前進できるのではないかと感じています。
しかし、その反面、こういった法律や計画が必要ということは、障がい者が社会に出て行きづらい世の中だということを、あらためて感じます。
また、正直に申し上げると、私は「共生社会」という言葉にも疑問を抱いています。
なぜなら、この言葉は、健常者と障がい者の間に、大きな隔たりがあることが前提の言葉だからです。
さて、言葉狩りをしていても仕方ありませんね。
しっかりと、障がい者の芸術活動を後押しできるよう、これからも、いろいろな方法を考えていきましょう!
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