報酬や加算、単位といった言葉を聞いたことはありますか?
障害福祉サービス事業所で働いていると、耳にすることがあるかもしれません。
現場で働いている方は、知らないこともめずらしくありません。
ですが、事業所の運営をされている方が「単位?加算?なにそれ?」という状態でしたら、大変危険な状態です。
あらためて、確認してみましょう。
病院のようなイメージ
病院で診察をしてもらうと「初診料 270点」と記載されたものを見かけますよね。
病院では、その点数に応じて診察代が決まります。
実は、障害福祉サービス事業所も同じような形です。
障害福祉サービス事業所では「点数」ではなく「単位」が用いられています。
「利用者が事業所に通所すると○○単位」というように、ルールが決まっています。
他にも「昼食提供をすると○○単位」や「送迎をすると○○単位」などがあります。
基本報酬と加算のちがい
先ほど、ご説明をした「利用者が通所すると○○単位」のことを【基本報酬】と呼びます。
一方「昼食提供をすると○○単位」や「送迎をすると○○単位」などのことを【加算】と呼びます。
ベースとなるのが【基本報酬】です。
その基本報酬に、オプションでつけ加えるのが【加算】です。
基本報酬をアイスクリームだとすると、加算はトッピングです。
うーん、わかるような、わからないような……。笑
基本報酬にはランクがある
基本報酬は、複数のランクに分かれています。
サービスの提供内容などによって、ランクが決まります。
アイスクリームで言うと、北海道産の牛乳か安物の牛乳どちらを使っているか、というところでしょうか。
つまり、質の高いサービスを提供するとランクが上がります。
その逆であれば、ランクが下がります。
(あくまで、おおまかなイメージです)
そして、ランクが高いと、もらえる単位数が増えます。
ランクが低いと、もらえる単位数が減ります。
ですので、高いランクの基本報酬を目指す必要があります。
単位をたくさん取れるようにしましょう!
とってもひらたく言いますと
「単位をたくさんもらえば、収益が増える」ということです。
ですので、基本報酬のランクを上げながら、加算を取っていくとことが重要です。
どうすれば基本報酬のランクを上げられるのか。
いま運営している事業所では、どういった加算を取得することができるのか。
気になった方はこちらでご相談ください。