脳への損傷などにより、症状が出る高次脳機能障害。
以前はできていたことが、できなくなっていることも珍しくありません。
今回は、高次脳機能障害の方の支援について、見てみましょう。
高次脳機能障害については、こちらをごらんください
注意障害
・音などで注意が途切れやすい
・目の前のものに気づかない
といった症状が見られるのが、注意障害の特徴です。
どういう支援をすればよい?
課題解決の方法はひとつとは限りません。
そして、すべての方にあてはまるとも限りません。
支援者は、視野を拡げ、可能性のあることをひとつずつ試していく必要があります。
■こまめに休憩を取ることで注意を持続させる
■気をつけるポイントを付箋に書き、すぐ目に付くところに貼る
■タイマーなどで、音や光、振動を用いて気づきやすくする
常に、意識することができる環境を構築することが重要です。
そして、1度に複数のことを行わずに、1つずつ行うことがポイントです。
利用者の支援に困ったときは
まずは、事業所の職員同士で、しっかりと話し合いましょう。
ひとりで支援をしているのではありません。
チームで支援をしているのです。
力を合わせて、乗り越えていきましょう。
しかし、チームで話し合った結果、うまくいかないことも珍しくありません。
そんなときは、こちらまでご相談ください。
15年間の障害福祉経験を活かし、課題解決のお手伝いをいたします。