脳への損傷などにより、症状が出る高次脳機能障害。
以前はできていたことが、できなくなっていることも珍しくありません。
今回は、高次脳機能障害の方の支援について、見てみましょう。
高次脳機能障害については、こちらをごらんください
失語症
・話を聞いても理解できない
・「ひらがな」だけがわからない
といった症状が見られるのが、失語症の特徴です。
どういう支援をすればよい?
課題解決の方法はひとつとは限りません。
そして、すべての方にあてはまるとも限りません。
支援者は、視野を拡げ、可能性のあることをひとつずつ試していく必要があります。
■ジェスチャーをまじえて会話をする
■絵や文字を用いて会話をする
■50音表を補助的に用いる
「口から発する言葉」と「紙に書く文字」のように、複数の手段でのコミュニケーションだと伝わりやすいです。
どうすれば、お互い気もちのキャッチボールができるか。
これを考えられると、良い支援ができるでしょう。
利用者の支援に困ったときは
まずは、事業所の職員同士で、しっかりと話し合いましょう。
ひとりで支援をしているのではありません。
チームで支援をしているのです。
力を合わせて、乗り越えていきましょう。
しかし、チームで話し合った結果、うまくいかないことも珍しくありません。
そんなときは、こちらまでご相談ください。
15年間の障害福祉経験を活かし、課題解決のお手伝いをいたします。