脳への損傷などにより、症状が出る高次脳機能障害。
以前はできていたことが、できなくなっていることも珍しくありません。
今回は、高次脳機能障害の方の支援について、見てみましょう。
高次脳機能障害については、こちらをごらんください
半側空間無視
・左右のどちらか片側を認識できない
・食卓で、左側のおかずを食べ残す
といった症状が見られるのが、半側空間無視の特徴です。
どういう支援をすればよい?
課題解決の方法はひとつとは限りません。
そして、すべての方にあてはまるとも限りません。
支援者は、視野を拡げ、可能性のあることをひとつずつ試していく必要があります。
■文章を読むときに、指差しをしながら読む
■本人に、片側のものに気づいてないということを意識してもらう
まずは、本人に「片側を認識できていない」という状況を認識してもらいましょう。
その際は、ショックを受けられる方がほとんどでしょう。
そのため、精神的なケアが必要になることも考えられます。
利用者の支援に困ったときは
まずは、事業所の職員同士で、しっかりと話し合いましょう。
ひとりで支援をしているのではありません。
チームで支援をしているのです。
力を合わせて、乗り越えていきましょう。
しかし、チームで話し合った結果、うまくいかないことも珍しくありません。
そんなときは、こちらまでご相談ください。
15年間の障害福祉経験を活かし、課題解決のお手伝いをいたします。