脳への損傷などにより、症状が出る高次脳機能障害。
以前はできていたことが、できなくなっていることも珍しくありません。
今回は、高次脳機能障害の方の支援について、見てみましょう。
高次脳機能障害については、こちらをごらんください
遂行機能障害
・時間の見積が苦手
・無理のある計画を立ててしまう
といった症状が見られるのが、遂行機能障害の特徴です。
どういう支援をすればよい?
課題解決の方法はひとつとは限りません。
そして、すべての方にあてはまるとも限りません。
支援者は、視野を拡げ、可能性のあることをひとつずつ試していく必要があります。
■頭の中で考えるだけでなく、紙に書きながら計画を立てる
■手順書をつくり、確認しながら作業をおこなう
頭の中だけで完結させるのではなく、目で確認できるようにすることが重要です。
しかし、中には、そのような提案を拒む方もいます。
どのように提案すれば、本人に受け入れてもらえるか。
これを考えることも大切です。
利用者の支援に困ったときは
まずは、事業所の職員同士で、しっかりと話し合いましょう。
ひとりで支援をしているのではありません。
チームで支援をしているのです。
力を合わせて、乗り越えていきましょう。
しかし、チームで話し合った結果、うまくいかないことも珍しくありません。
そんなときは、こちらまでご相談ください。
15年間の障害福祉経験を活かし、課題解決のお手伝いをいたします。