支援の目線

【在宅でのサービス利用】在宅支援のメリットとデメリット

新型コロナウイルスの流行が、テレワーク(在宅ワーク)の普及を推し進めました。
そして、その影響を受け、就労支援事業所でも在宅でのサービス利用が認められやすくなりました。

在宅でのサービス利用は、さまざまなメリットがあります。
しかし、さまざまなデメリットがあることも事実です。

今回は、そのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

「通所する」ことそのものが、利用者にとって負担となることも考えられます。
テレワークが普及した現代社会では、通所(通勤)が不要な働きかたも珍しくありません。

■利用者の負担を減らすことができる
■通所とくらべ、効果的に支援ができる
■在宅でのサービス利用から始め、次第に通所ができるようになる
■テレワークを導入している企業への採用が見込める
など

在宅でのサービス利用を取り入れることで、家にいながら社会と接点を持つことができます。
障がい者の孤立を防ぐ、という観点からも有用であると言えます。

デメリット

やはり、何事にもデメリットはつきものです。
支援をする上で、見逃せないものもあります。

■訓練や活動の成果が把握しづらい
■利用者への指示、伝達、意思疎通がむずかしい
■利用者の生活リズムを整えることがむずかしい
■IT機器の導入など、コスト面の負担
など

直接、顔を合わせての支援ではないため、利用者の状況を把握しづらいことが、最大のデメリットではないでしょうか。
また、生活リズムを整えることがむずかしくなる点も見逃せません。
通所(通勤)時間が、気持ちの切り替えには大切であるということがうかがえます。

在宅でのサービス利用の導入には、しっかりと対策を!

在宅でのサービス利用のメリット、デメリットをしっかりと押さえ、導入しましょう。

無計画に導入し、利用者の生活リズムが崩れてしまった……
なんてことにならないよう、それぞれの利用者に合わせた支援ができるよう、検討を重ねましょう。

在宅でのサービス利用、支援方法などのお困りごとは、こちらまでご相談ください。
15年間の障害福祉経験を活かして、お手伝いいたします。

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